坂林和重の技術士試験コラム
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必死で勉強する人は、不合格です。
きょうは、必死で勉強している人に不合格が多い理由を書いてみます。
不合格の人は、「必死で勉強しているのですが、不合格です」と言います。何と比べて、あるいは、誰と比べて「必死で勉強している」と考えているのでしょうか?
私(坂林)は、技術士セミナーを主催している関係で技術士の受験にかかわる多くの人とお付き合いがあります。受験生、指導者、その他の多数です。受験生は、セミナーに参加している受講生やメールで時々連絡のくれる人など多彩です。
受験生で比較してみると「必死で勉強している」と言う人は、不合格の人が多いです。合格する人は、あまり必死で勉強していると言いません。どちらかといえば、合格する人は、淡々と勉強しています。
この違いは、何を・どれだけ・どのような方法で勉強すれば合格できるか理解している人は、淡々と勉強して合格するのです。すなわち、勉強の効率の良い人が、ムダな勉強をせずに合格するのです。
これに比べて、不合格の人は、何を・どれだけ・方法も解らず勉強しています。すなわち、やり方を理解できずに不安になりながらムダな勉強をしているので「必死に勉強している」と言う言葉が出るのです。やるべき事が、間違っていれば、必死で勉強してもムダです。何十年勉強しても永遠に不合格です。
もし貴方が、「必死で勉強しているけれども不合格」であれば、何を・どれだけ・どのような方法で勉強すれば合格できるか教えてもらう事です。そして常に自分と合格する人を比較することです。そうすれば、目標が理解でき効率的に勉強できて安心して合格できます。
では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。