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必死で勉強しているのに合格できない理由は。

2013.12.20

技術士試験の受験生は、全員が最大限の努力をしていますが、結果として合格と不合格に分かれます。今日は、そのことについて書いてみます。

私が、技術士セミナーをやっている関係で受験している人から相談のメールが届きます。内容は、皆さん全員全力で勉強しているのですが、合格できない」と相談メールをいただきます。

貴方は、なぜ全員が、必死に勉強しているのに合格できないか解りますか? 多くの人は、「自分は、頭が悪いから」と言うかもしれませんが、違います。毎年3千人の合格者が出る試験です。普通の人が、やるべきことをやれば合格できます。私が考える不合格の原因は、次の2件だと思います。

1、正しい勉強方法を実践して無い。

独学で勉強する人に不合格が多いです。それは、正しい勉強方法を知らないで勉強するからです。技術士試験を受験する人の9割は、大学院または大学を卒業しています。おそらくほとんどの人は、高校で勉強を教わって進学したと思います。高校を卒業せずに参考書だけで勉強して大検を経て大学に進学した人は、ほとんどいないと思います。なぜなら、自己流の勉強では、限界があるからです。よほど優秀な人でなければ、中卒から大検を経て大学に進学できないのです。技術士試験も同様です。自己流の勉強では、効率が悪いのです。よって必死で勉強しても簡単には合格できないのです。

正しい勉強方法を実践するには、誰かに勉強を教えてもらう事です。それが効率的な勉強方法です。

2、正しい自己分析ができて無い。

ほとんどの人が、「必死で勉強しています」と言います。この「必死」ですが、人によって違います。ある人は、毎日4時間勉強して「必死に勉強しています」と言います。別の人は、日曜日だけ3時間勉強して「必死に勉強しています」と言います。同じ必死でも勉強時間の違いは、自分の基準で判断しているからです。自分の基準で判断して「必死に勉強している」と思っているのです。ですが、技術士試験の合否基準は、貴方の基準と違います。なので貴方が必死に勉強しても不合格になるのです。

正しく自分を分析するには、誰かに分析してもらうか、または、受験生同志で頻繁に情報交換することです。そうすれば、自分以外の物差しで自分を分析できます。ここで注意するのは、合格済みの人に聞かないことです。合格済みの人は、「それほど難しい試験じゃないから誰でも合格できるよ」と回答します。貴方もそうだと思います。貴方が過去に合格した試験は、どのように難しい試験でも誰かに聞かれると「それほど難しく無い試験」と回答するはずです。

2014年の筆記試験まであと225日間です。貴方は、どこまで勉強したでしょうか? もし貴方が、今回合格したいのであれば、正しい勉強方法で勉強することです。そして正しく自己分析することです。そうすれば、来年の今頃は、口頭試験を受験しているはずです。

では、「最短合格」を目指して頑張りましょう。