坂林和重の技術士試験コラム
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今年は、厳しい合格率が緩和される!?
2013.08.25
今年から新しい試験制度が適用されます。択一式の足切りは、平成27年度からですが、択一や新選択科目などが実施されています。
さてそこで今年の試験の合格率ですが、例年試験制度改正の年は、過去の統計(←ここをクリック)を見ると申込者に対する合格率が緩和されています。平成13年と平成19年の改正例を見てみると下記になります。
年度 | 合格者数 | 申込者に対する合格率 | 受験者に対する合格率 |
平成12年度 | 3,373人 | 8.6% | 15.5% |
平成13年度 | 6,581人(3,208人増加) | 12.9%(4.3%緩和) | 19.1% |
平成18年度 | 3,205人 | 10.2% | 16.3% |
平成19年度 | 3,790人(585人増加) | 12.3%(2.1%緩和) | 16.1% |
平成24年度 | 3,409人 | 10.4% | 13.7% |
平成25年度 | ???人(???人増加) | ??? | ??? |
4.3%や2.1%と聞くと小さな数値に見えますが、もともと10%前後の低い合格率です。その意味では、合格率が、2割から5割増加したと考えてよい数値です。激変の数値になります。そして、その緩和は、数年をかけて元に戻ります。厳しい合格率に戻ります。
以上を考えると、今年の試験は、合格率がかなり緩和されると考えられます。今年に受験した人は、期待しましょう。
そして、来年受験する人は、1年でも早く合格しましょう。合格を1年遅らせると遅らせた年数に比例して厳しさが増加します。
厳しさが増すとは、いま技術士試験は、正しい勉強をすれば1年計画で合格できる試験です。それが、複数年計画で合格を目指す試験に変わる可能性があると言う事です。
1年で合格できるうちに貴方は、合格しましょう。
では、「最短合格」を目指して頑張りましょう。