坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
読むに値する論文を記述してください。
2013.07.16
技術士の論文を記述するときは、「相手が理解して初めて意味がある」ということを理解して記述してください。どのような文書でもそうだと思うのですが、必ず読者がいます。日記においても自分という読者がいます。まして技術士試験における論文は、試験官という読者がいます。この読者が理解しやすい文書を記述してください。
これを誤解している人は、「高度な論文=難解な論文」と誤解している人がいます。読者の理解できない文書は、単なる落書きです。どのように優れた内容であっても、理解できない論文は、読むに値しない文書です。試験官は、仕事として読んでくれるかもしれませんが、不合格という結論を出します。
技術士に求められているのは、誰でも理解できる高度な論文です。この誰でも理解できるのを確認するには、多くの人に論文を読んでもらうことです。読んでもらい、不明点を指摘してもらうことで「誰でも理解できる表現」を勉強してください。
では、「最短合格」を目指して頑張りましょう。