坂林和重の技術士試験コラム
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ただの一文字で結果が変わる事もある。
2013.05.31
貴方は、言葉の些細な違いが結果に大きく影響すると何となく理解してると思います。ただし、技術士試験の論文記述を勉強中の貴方は、具体的な言葉の使い方に苦労されていると思います。
例えば、次の言葉です。
1、愛している。
2、愛してる。
違いは、「い」の有無です。貴方は、どちらの言葉が相手に気持ちを伝えると思いますか?
答は、「2、」です。正しい日本語は「1、」ですが、気持ちを伝えるには、「2、」が適切な言葉となります。「1、」に対して、「2、」は、い抜き言葉と呼ばれて年配者に嫌われています。ですが、気持ちを伝えるのは、「2、」の方が、優れています。
その証拠に歌詞が有ります。歌詞は、思いを伝えるモノとして作詞家が創作したモノです。Yahooで「歌詞 愛している」で検索すると、「2、愛してる」しか出てきません。言葉の創作活動のプロである作詞家は、「2、」の方が優れていると判断しているのです。
貴方の技術士論文でも同じことが言えます。い抜き言葉は、話し言葉なので技術士論文に不適切と思います。ですが、技術士試験の合格を目指す貴方には、「い」というただの一文字が、結果を大きく変える事だけは理解してほしいと思います。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。