坂林和重の技術士試験コラム
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受験指導の受け方で合否が分かれます。
技術士試験で受験指導を受けている人は、多いと思います。きょうは、指導の受け方で説明してみたいと思います。
受験指導は、貴方にとって教えてもらっているという感覚でしょうか?それとも助言をもらっているという感覚でしょうか?
【1】受験指導で教えてもらっている人
教えてもらっているという感覚の人は、まだ合格まで若干距離があります。なぜかと言うと、技術士試験は、貴方がすでに技術士の能力を持っているかどうかを確認する試験です。そして技術士は、技術責任者(技術リーダー)です。責任者やリーダーである貴方が、受け身的に教えてもらっているというのは、問題があります。筆記試験の解答においてもその問題が文書表現に表れて悪い結果になるはずです。
【2】受験指導で助言をもらっている人
逆に助言をもらっている感覚で勉強している人は、合格に近いと思います。なぜかと言うと、良い技術責任者(技術リーダー)は、人の意見をよく取り入れて自分で考える人だからです。すなわち良い技術責任者(技術リーダー)は、「助言を聞き・自分で考え・自分で答えを出す」人です。別の言い方をすれば、盲目的に教えてもらったことを何も考えずに答えとする人は、技術責任者(技術リーダー)では無いと言えます。
【3】受験指導を受けて無い人
最後に指導を受けて無い人です。指導を受けて無い人も合格までに若干の距離がある人です。なぜかと言うと、人間は、自分の欠点に気づけません。自分で気づく事のできる欠点は、自分で是正できます。いま有る欠点は、気づく事ができないから欠点として残っているのです。助言を受け無い貴方は、自分で気づけない欠点が有るので合格まで距離があると自覚してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。