坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
技術士らしく話し記述するには、必要な事がある。
2013.03.19
勉強は、順調に進んでいますでしょうか?
ある人から「技術士らしさ」についてアリストテレスの話を伺いました。アリストテレスは、相手を納得させるためには、下記が重要だと説いています。
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logos(ロゴス、言論) - 理屈による説得
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pathos(パトス、感情)- 聞き手の感情への訴えかけによる説得
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ethos(エートス、エトス、人柄)- 話し手の人柄による説得
確かに結論だけを説明したのでは、ダメです。論理立てて説明しなければ、相手は納得しません。これが、logos(ロゴス、言論)です。
また、TPOを考えて聞き手の心に響く内容でなければ相手は納得しません。相手の聞きたい事を気持をこめて話せば、相手に納得を得られます。これが、pathos(パトス、感情)です。
そして、貴方の印象です。聞き手があなたを専門家と理解して信頼を寄せれば、聞き手も納得しやすくなります。これが、ethos(エートス、エトス、人柄)です。
これらがそろうと相手も納得します。例えば、技術士試験の「筆記試験」です。筆記試験は、論理立てて、出題者の意図を理解して、専門的な内容で記述すれば、採点者の納得を得られて合格できます。「受験申込書及び業務経歴票」や「口頭試験」も同様です。ぜひ、参考にしてください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。