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国の見識と対立せず、さらに良い方向へ推進して発展させた見識を持つのが最良。

2010.05.04

皆さんキーワード集は、順調に作成できていますか?

特に再挑戦の人は、頑張ってくださいね。私の経験でお話しすると、キーワードの解説資料を300個作成すると、ほとんどの問題が、回答できるようになっているはずです。

ただし、注意してほしいのは、三分割展開法による解説資料で、「今後の動向と課題」です。

三分割展開法で一番重要な部分であり、一番慎重に作成する部分です。

なぜならば、技術士として自分の見識が「今後の動向と課題」です。技術士は、自分の見識を持っていなければなしません。

ですが、自分の見識を主張するあまりに、国の見識と対立するものであってはいけません。国家試験を受験するのです。

記述式という論文での国家試験なので、国の見識を基準に採点されます。

例えば、国は、原子力発電を推進してCO2対策を進めようとしています。

これに対して、「原子力発電の推進は、意味がなく実施すべきでない」と論文で記述すると良い結果になりません。(そのように主張する人の気持ちも一面では、理解できますが)

原子力発電の推進など国が進めている行政に理解を示しつつ「さらに良くするには、こんな課題がありどのように乗り越えるべきかの方策」を見識として述べるのが良いと思います。

国の見識と対立せず、さらに良い方向へ推進して発展させた見識を持つのが最良と思います。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。