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文書による試験は、指定文字数の90%以上を書く。

2012.05.08

きょうは、長文を書けない人の原因について考えてみます。

技術士試験に限らず文書による試験は、指定文字数の90%以上を書く必要があります。この文字数90%は、暗黙の了解です。

なぜ90%以上を要求されるかは、「知識豊富な人が書くのだから空白など無いのが当然」と言う解釈です。

技術士試験においてJESの推奨は、最後の0~1行まで書く事です。(空行を0行か1行にする)

ところが、実際に知識豊富な人でも20~30%程度で書き終わる人がいます。知識豊富なのに最後の行まで書けないのです。

最後の行まで書けないのには、原因があります。

【原因1】文書構成を考えずにいきなり書き始める

文書構成を考えずにいきなり書き始める人は、最後の行になる前に結論を書いて文書を書き終えてしまいます。なぜなら結論を思考の隅に置きながら文書を書いていると気づかないうちに結論を書き始めています。最後の行の前に結論を書いてしまうと文書終了となります。

【原因2】原稿用紙に簡単な文書レイアウトを書かずに書き始める

原稿用紙に文書のレイアウトを書かずに書き始めると、文書分量にむらが出ます。たくさん書くべき重要項目が、1~2行で書き終わる場合もあります。一般に思いつきで書く場合は、文書量が少なくなります。書くべきことを全部書いたにしても記述量不足となります。

【原因3】重要項目の書き洩らしによる記述量不足。

何を書くか構想の検討不十分の場合、重要な項目を書き洩らすことがあります。重要な項目は、当然詳細に記述する項目です。詳細に記述する項目が漏れるのですから、記述量不足となります。

以上が、記述量不足になる主な原因です。記述量は、指定文字数の90%以上を記述しなければ、不合格です。(合格に必須条件です)

では、一発合格を目指して頑張りましょう。