坂林和重の技術士試験コラム
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筆者の考え方を理解する、写経と言う勉強方法について。
2012.05.06
文章を勉強する方法に、写経と言う方法があります。写経とは、仏教の経典を書き写すことですが、技術士の勉強に利用できるのです。やり方としては、考え方を理解したいけれども理解できない合格論文について文書を書き写します。
書き写すときに、「次に何が書かれているか」を思い描きながら書き写します。思い描くことが、筆者の考え方を理解することにつながります。ただ単に、書き写すだけでは、意味がありません。思い描くことが重要なのです。
また、写経は、文書構造を理解するのにも使えます。文書前半で何を書くべきか、文書後半で何を書くべきかを文書構造で理解します。文書構造を理解できたら「ひな型論文」として、次に流用します。
ひな型論文の流用方法は、文書構造の骨格に三分割展開法で取得した知識のあてはめです。すなわち、「合格論文の機械的作成法」につながっていきます。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。