坂林和重の技術士試験コラム
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「技術士に受かるこつ」を理解すれば、合格できる。
2012.03.22
きょうは、「技術士に受かるこつ」について書いてみます。
最大のコツは、技術士に求められている能力を知ることです。
例えば、税理士試験の場合は、税理士に求められている能力の有無を確認する問題が試験に出ます。税金の問題です。エネルギー管理士試験の場合は、エネルギー管理士に求められている能力の有無を確認する問題が試験に出ます。エネルギー計算です。
ここで税理士試験には、エネルギーの計算問題は出ません。エネルギー管理士試験には、税金の問題は出ません。
すなわち、技術士試験には、技術士に求められている能力を確認する問題しか出ないのです。
さらに言えば、必須問題(一般問題)や選択問題(専門問題)は、それぞれ確認する能力が違います。それぞれの目的に合わせて試験問題が出題されているので、要求された解答を書く必要があります。なぜなら要求された解答を書く事が、能力有りと認めてもらう事だからです。
「受験申込書と業務経歴票」の提出目的もあります。提出させる目的に合わせて記述する必要があります。これを怠った結果が、H23年度の口頭試験不合格者なのです。
http://ejes.jp/column/article/728
技術士試験は、年々合格率が低下傾向にあります。年々難易度が上がっているのです。
みなさんは、「技術士に受かるこつ」を理解して1年でも早く合格することをお勧めします。難関試験が、超難関試験に変わる前に合格することをお勧めします。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。