坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
『7つの習慣』と技術士。
【お知らせ】本日より遠隔地は間に合わないかも。5月連休用教材発送完了。
JESでは、申込の有った人用に1セットずつ教材を準備しています。そのため、「教材をお届けするまでには、入金またはクレジット決済後1週間程度かかります』とお知らせしています。遠方の人には、申し訳ありませんが、5月連休前に教材をお届けできない可能性が出てきました。本日以降で申込まれた人は、5月連休中に教材が届くかもしれません。その場合は、ご容赦願います。なお、どうしても5月連休前に教材を手に入れたい人は、備考欄などに『速達で送ってください』と記載願います。JESも可能な範囲で対応しますが、早く勉強したい人は、お急ぎください。
【コラム本文】『7つの習慣』と技術士
貴方は、コヴィー博士の『7つの習慣』を読んだことが有りますか? 私(坂林)は、この『7つの習慣』が、技術士としてのステップと極めて似ていると思っています。コヴィー博士は、人間の成長には、依存・自立・相互依存の3つのステップがあると言っています。
第1段階の依存は、自分で結果の出せない人です。例えば、『毎日忙しくて勉強できません』などと言う人は、自分で忙しい事に甘んじている人です。忙しいのを自分で解決できないため、誰かに助けを求めているのでしょうが、自分で解決しなければ、成長もありません。解決手段として次の3つの習慣が必要だと述べています。
_ 1、主体的である。
_ 2、終わりを思い描く事から始める。
_ 3、最優先事項を優先する。
第2段階は、自立です。自立とは、自分で結果の出せる状態です。上記の「1、~3、」を身に付けた人です。そのため、少し方向性を教えるだけで、技術士としての能力を自分で身に付けることができます。担当講師も安心して『この受講生は、今年合格できる』と思って指導できます。技術士試験に合格する直前までの段階になります。
第3段階は、相互依存です。人間は、自立したとしても得意分野と不得意分野があります。例えば、技術士試験の合格ノウハウは、私(坂林)の得意分野です。そのため、私(坂林)は、このコラムを読んでいる誰に対してでも合格ノウハウで良い影響を与えることができます。逆に貴方は、何かの専門家です。例えば、設備投資・リスク管理・経営工学など何かの専門家です。その意味で私(坂林)は、貴方から学ぶべき事が多数あります。これが相互依存です。ただし、相互依存が成り立つのは、自立した人間同志でのことです。他人に依存している人とは成り立ちません。なぜなら、次のWin-Winができないからです。片方だけが、Winになる一方的な関係にしかならないからです。相互依存には、次の3つの習慣が重要です。
_ 4、Win-Winを考える。
_ 5、まず理解に徹し、そして理解される。
_ 6、シナジーを創り出す。
この「4、~6、」の習慣で技術士として協力しながら、社会貢献ができると考えます。まさに技術士(技術責任者)らしい仕事ができると考えます。
そして、最後に第7の習慣として次が有ります。
_ 7、刃を研ぐ
これは、技術士に当てはめるとCPDと言えます。なぜなら、「1、~6、」の6つの習慣を身に付けても常に向上しなければ、いずれ、陳腐化します。常に社会貢献し続けるためには、CPDで自分を磨く必要があるのです。
このコヴィー博士の「7つの習慣」は、全世界で約3000万部以上も出版された次世代に残したい名著です。もし興味があれば読んでみる事をお勧めします。
では、最短合格を目指して頑張りましょう。