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第一次試験と第二次試験の勉強方法の違いは。

2015.10.15

第一次試験は、勉強時間に比例して合格の可能性が高まります。第二次試験は、ダメです。単純に長時間勉強しても不合格です。今日は、第一次試験と第二次試験の勉強方法の違いについて書いてみます。

まず第一次試験の問題は、知識の有無を問う五肢択一問題です。試験科目は、下記3科目となります。

1、基礎科目
_科学技術全般にわたる基礎知識を問う問題 
2、適性科目
_技術士法第四章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適性を問う問題
3、専門科目
_受験者があらかじめ選択する1技術部門に係る基礎知識及び専門知識を問う問題

この問題は、知識の有無を問う問題なので知識の暗記で合格が可能です。すなわち、過去問題を数年分について問題と解答をセットで暗記します。多くの場合、5年間程度の問題を勉強すれば、合格できます。言い換えると、合格の可能性は、勉強時間に比例します。5年間分について解答できるまで知識を暗記勉強すれば、合格できます。途中で挫折すれば、不合格です。

次に第二次試験です。第二次試験は、筆記試験と口頭試験で合否判定されます。下記です。

1、筆記試験
_1)総合技術監理部門以外の技術部門(20部門)
   (1)選択科目:「選択科目」に関する専門知識応用能力課題解決能力
   (2)必須科目:「技術部門」全般にわたる専門知識
2)総合技術監理部門
   (1)選択科目:上記、総合技術監理部門以外の技術部門の必須科目及び選択科目
   (2)必須科目:「総合技術監理部門」に関する課題解決能力及び応用能力を問う問題 
2、口頭試験(筆記試験合格者のみ)
_技術士としての適格性と高等の専門的応用能力などについて口述により行います。 

ここで、総合技術監理部門以外の技術部門(20部門)に限定して書きます。20部門の必須科目(択一式)は、専門知識の有無を五肢択一問題で確認します。そのため、必須科目(択一式)は、第一次試験と同じ勉強方法で合格できます。しかし選択科目(記述式)は、違います。例えば選択科目(記述式)は次のような問題が出題されます。

【問題】:貴方の受験部門において、鬼怒川の氾濫災害の復旧で貢献できる技術対策を解答用紙3枚以内に記述しなさい。

さて、この解答用紙は、600字原稿用紙です。3枚以内と指定されているので、3枚目の空白2行以内まで記述します。最低限でも3枚の90%以上の記述が無ければ、内容以前に記述量不足で不合格です。一番お勧めは、空白行無しです。

貴方は、この問題の解答で専門知識応用能力課題解決能力を文書表現できますか? なおかつ、文書構成には、論理的思考力も要求されます。

まず専門知識は、問題無いと思います。第一次試験に合格できる程度の知識が有れば十分です。しかし、応用能力や課題解決能力は、文書表現に悩むはずです。応用能力や課題解決能力を理解するのに1年間の勉強で大丈夫な人がいるかと思えば、10年間勉強しても不合格の人もいます。すなわち、選択科目(記述式)の合否は、勉強時間に比例しないのです。そして選択科目(記述式)は、合格テクニックに比例します。勉強時間に無関係です。

貴方に必要な合格テクニックは、JESの無料セミナーで説明ます。もしよかったら、無料セミナー(←ここをクリック)に参加して質問して下さい。

では、最短合格を目指して一緒に勉強しましょう。