坂林和重の技術士試験コラム
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必須科目(択一式)の合否を決めたのは、貴方です。
筆記試験で必須科目(択一式)の正答表が発表されて間もなく1週間です。良い結果の人は、次のステップに進めば良いのでそのまま頑張って戴ければと思います。今日は、残念な結果の人について書いてみます。
貴方が、残念な結果に終わったのは「貴方が自分で決めた事」だと理解しているでしょうか? 今回の残念な結果は、試験センターが決めたのでも、貴方の周りの誰かが決めたのでもありません。貴方が自分で決めたのです。
例えば、試験センターは、申込案内で出題の目的(確認する能力)を公表しています。そして過去問題を公表して勉強しやすいようにしています。また、貴方の家族も貴方の勉強の応援をしています。このコラムでも貴方が何を勉強すべきかを説明しています。
にもかかわらず貴方は、やるべき事をやったでしょうか? 例えばです、300個超のキーワードと3通の合格論文です。300個超に届かなかったとしても何個実施しましたか? 「忙しかったから」と貴方は、言うかもしれないが、そうでしょうか? 貴方が「1年間いっさいテレビ番組を見ず、土日も休まず仕事をして、忙しくしていました」と言うのであれば、理解できます。ですが、そんなことは無いはずです。見たいテレビ番組を楽しみ、土日は、休暇でゆっくりとしていたはずです。たまに休日出勤したとしても、365日間仕事をしたはずがありません。貴方は、時間があったのに勉強しなかったのです。だから今回の結果を決めたのは、貴方自身なのです。
だとすれば、対策は、簡単です。今から来年の試験日まで約350日間あります。やるべき事をやればよいのです。例えば、1日1個のキーワード学習を十すれば、十分300個超に到達します。1個のキーワード学習は、初めのうち1~2時間かかりますが、慣れれば30分間で実施できます。1日で30分間の勉強が続かないのであれば、貴方は、来年も同じ結果になります。
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