坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
誰でもB評価の取れる魔法のフレーズを紹介します。
今日は、誰でもB評価の取れる魔法のフレーズを紹介したいと思います。
例えば、次のような問題が出題されたとします。
問題:近年A装置の改良が施された。その特徴を述べなさい。
この問題は、A装置を知らなくても原稿用紙1枚程度であれば、誰でも記述することができます。下記を記述するのです。
1、小型軽量である。
2、安価である。
3、高速動作である。
4、取り扱いが簡単である。
5、高精度である。
上記には、5項目を記述したが、必要とあれば、あと10項目程度記述できます。もちろんA装置を知らないのですから「1、~5、」のどれかが、間違っているかもしれません。ですが、装置の改良目的が、「1、~5、」です。そのため、ほとんどの項目が、適合するはずです。あとは、各項目の内容を膨らませて説明を記述すれば、1枚程度記述できます。人によっては、3枚適度記述できる人もいると思います。そして1項目程度はずれていても残りが当たっていれば、B評価を得られます。
このテクニック以外でもB評価を得る魔法のフレーズは、課題・問題点・将来動向などで多数あります。そのため、技術士試験でB評価を得るのは、簡単です。魔法のフレーズを数パターン覚えるだけで明日試験本番があっても大丈夫です。
ですが、しょせんB評価です。A評価にはなりません。何故なら知識が無くても誰でも書けるフレーズだからです。この魔法のフレーズをA評価にするには、定量的に記述する必要があります。例えば、「1、20%小型軽量になった」と記述すれば、知識の有無を評価できます。20%が正しければ、A評価となります。20%が「あまり知らない」と評価されれば、B評価です。20%が「間違っている」と評価されても、B評価(場合によってC評価)です。
以上から、魔法のフレーズを記述すれば、B評価を得るのは、簡単です。A評価を狙うのであれば、定量的に記述する事です。定量的に記述すれば、A評価、または、B評価になります。
魔法のフレーズを数パターン覚えて、B評価以上を狙ってください。そして、定量的に記述してA評価を狙ってください。
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