技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

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技術士論文の記述で守るべき規則とは。

2015.01.31

今日は、技術士論文を記述するときに守るべき規則について書いてみます。

【お知らせ】コラムの前にお知らせです。

【2月7日(土)建設部門専用の有料セミナー】いよいよ、来週の2月7日(土)から、平成27年度のセミナーが開始します。まず2月7日(土)は、建設部門の人対象第1回目のAコースを開始します。Aコースは、「受験申込書及び業務経歴票」の作成コースです。「受験申込書及び業務経歴票」は、口頭試験で「これを見ながら諮問(質問)します」とされている書類です。すなわち、この書類を見ながら質問して「出来が悪ければ、不合格にします」とされている書類です。そのため、質問して欲しい事を記述して、質問されると困る事は、書かないようにします。経験年数の少ない人は、入社した年に実施した業務について質問されても問題無いように記述してください。なお参加予定者には、時間割や持参品などのお知らせE-mailをお送りしました。E-mailの届かない人は、お知らせください。さらに、これから申込まれる人は、お急ぎください

【2月7日(土)無料セミナー(最終回)】有料セミナーとは、別会場で無料セミナーも2月7日(土)に実施します。この無料セミナーは、平成27年度の受験生として最後の開催です。対象としては、2月22日(日)からの有料セミナー参加を考えている人と独学で受験を予定している人です。このセミナー以降は、無料セミナーを計画して無いので必要な人は、必ず参加してください。なお同じ日時に実施する建設部門の有料セミナーは、別会場になります。両方は、参加できませんので、間違えないようにしてください。

【2月22日(日)全21部門の有料セミナー】2月22日(日)は、全21部門の有料セミナーを実施します。機械部門から原子力・放射線部門まで全21部門の人対象第1回目のAコースを開始します。21部門が参加なので最大人数になります。皆さんたのしみに参加してください。なお建設部門の人は、2月7日(土)からの参加をお勧めします。

【コラム本文】ここからコラム本文です。

論文を書く時に皆さん非の打ちどころが無いように(誰も反対意見の無いように)完璧に書こうと考えます。ですが、それは、ダメです。反対意見の無い文章は、論文ではありません。例えば、「ウソを言ってはいけない」と書いたときに反対する人はいないと思います。これは、貴方の意見を記述する論文になりません。この文章は、記述する必要の無い常識を書いた文章です。ですが、次のように記述したらいかがでしょうか。

末期の病気に侵されている人には、場合によってウソを言っても良いと考える」

この考えは、意見の分かれるところです。よって、賛否両論ある見解に対して、貴方の意見を述べる事が可能です。その貴方の意見が論文です。(貴方の意見)を記述した(文章)が、論文です。これ以外でも技術士の筆記試験で記述する技術士論文とするためには、5つの必須条件があります。条件を満足しない場合には、感想文・報告書・資料などとなります。すなわち不合格です。

特許学会論文報告書などの記述に慣れた人が陥りやすいのが、この5つの必須条件を知らないで「文書を書くのは慣れています」と考える事です。技術士論文を書くには、技術士論文の必須ルール(規則)があります。ルール(規則)を無視する人は、不合格になる事をしっかりと理解してください。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。