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坂林和重の技術士試験コラム

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間違った勉強は、時間のムダ。勉強しても効果なし。

2014.09.01

現在、JESのセミナーに申込んで頂いた人で、約1週間後から教材が届いた人にE-mailで指導を行っているのですが、その中で感じた事を書いてみます。

まず指導といってもほとんどの人が、私と専門が違うので専門知識は指導していません。指導しているのは、勉強方法です。JESセミナーを申込んで頂いてから約1週間程度で教材が届きます。その教材で勉強しながら、キーワードを1~2個作成してE-mailで送ってもらって見ています。

その送ってもらったキーワードを見てみると知識豊富だと言うのは、良く理解できるのですが、「せっかくの能力が発揮できてない」と強く感じます。せっかくの能力が発揮できて無いから、だから今まで不合格だったと解ります。

まず記載内容を確認する前に気づくのが、記載項目を自分の書きやすいように書き換えている人です。例えば、概要を書いている人がいます。三分割展開法では、概要の記述不要です。さらに、キーワードの特色を書いている人もいます。特色も三分割展開法の項目以外です。三分割展開法以外の項目で記述したい気持ちは、理解できます。三分割展開法で記述できないから、別の項目で記述するのです。

ですが、変えてはいけません。記述できないのは、勉強が必要だからです。それを書きやすい項目に変えるのは、勉強を避けている事になります。もし、三分割展開法でキーワードを記述できなければ、意地でも項目を変えてはいけません。三分割展開法で書けるようになるまで変えてはいけません。

目安としては、キーワード100個程度(少なくとも50個以上)の学習ができるまで変えてはいけません。空白になる項目は、勉強不足と考えて下さい。そして、100個程度に成ったら、三分割展開法に慣れるはずです。慣れてから変えるのは、問題ありません。慣れる前に、自分の書きやすい項目に変更するのは、勉強効果がありません。書けないから勉強するのです。

独学で勉強している人にもお伝えします。キーワードが100個になるまでは、項目を変えないで学習してください。記述項目を変更して良いのは、どのようなキーワードでも三分割展開法で記述できるようになってからです。それまでは、項目を変更してはいけません。

さらに、記述項目で課題・問題点・将来動向が、正しく区分できてない人が多いです。正しくできているのは、1/20人程度でした。残りの19/20人は、混乱して区分しています。もし独学の人は、誰かに違いを教えてもらってください。違いを理解せずに勉強してもムダな勉強です。時間のムダにならないように、誰かに教えてもらって勉強して下さい。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。