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8月は、想定質問に対する模範解答の準備です。

2014.08.09

口頭試験では、毎年質問される定型質問 と 受験生ごとに質問される個別質問があります。今日は、個別質問でも特に事前準備に時間の必要な項目について話してみます。すなわち、JESセミナーでCコースで準備する項目です。

まず一番時間のかかるのが、筆記試験の解答に対する質問事項の解答準備です。筆記試験の解答は、記述式なので質問事項がいくらでも出てきます。例えば、「貴方の解答でこの部分の最新技術を説明して下さい」や「この部分の海外事情最新数値を説明して下さい」等です。貴方の解答によって、試験官の第2・第3の質問が変わります。質疑応答が途切れないで次の質問を誘導する理想的な解答を準備する必要があります。最悪の解答は、貴方の望まない第2・第3の質問に変わったり、質疑応答が途切れる事です。理想的な解答を準備するには、筆記試験の解答を復元して、詳細に検討する必要があります。貴方にお勧めする対策は、復元した解答を誰かに読んでもらい「どのような質問をしたくなりますか?」と聞いてみる事です。

次に「受験申込書及び業務経歴票」に対する質問の解答準備です。「受験申込書及び業務経歴票」で質問されるのは、720文字業務それ以外が、半々のようです。まず試験官は、720文字業務で疑問になる部分を質問します。もし疑問が無ければ、前後の他の業務を質問します。経験年数の短い人は、大学院での研究と現在の業務の関係について質問する場合もあります。どの部分を質問するかは、記述内容によります。ただし、どの部分を質問されても貴方自身についての質問なので完璧に解答できて当然の質問になります。逆に解答できなければ、不合格になります。注意すべきは、課題と問題を混同せずに、課題について定量的に説明できるようにしてください。問題を説明しても高得点を得られません。逆に問題を説明すると減点される場合もあります。注意してください。さらに、技術的成果や現時点での評価などを定量的に説明できるようにしてください。

これらの模範解答を準備するには、海外事情の調査や国内最新技術の調査が必要です。調査に時間がかかりますので、8月中には、準備を始めましょう。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。