坂林和重の技術士試験コラム
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必須科目(択一式)で難解な問題が出題された時は。
今日は、7月31日(木)です。筆記試験の8月3日(日)まであと2日間です。頭脳のクールダウンは、できましたか? 先週までの勉強しているときは、頭脳がオーバーヒートしても良いです。ですが、本番試験では、クールダウンした冷静な状態で受験してください。
さて8月3日(日)の筆記試験ですが、貴方の予想を超える難解な問題が出題される場合があります。例えば、必須科目(択一式)で極めて難解な問題が出題される場合です。昨年は、過去問題から出題されて多くの人が、ほぼ満点に近い状態でした。
来年の平成27年度は、難問を出題して選択科目(記述式)の採点数を少なくする計画です。確かに記述式の採点は、極めて人件費がかかるので試験センターとして人件費削減を計画するのは、理解できます。
さて今年は、来年の足キリ実施の前年です。難しい問題を出題しても足キリ出来ません。足キリ出来ないので難問を出題する意味は薄いですが、予行演習として難問を出題する可能性が少しだけあります(おそらく過去問題の類似問題出題で、簡単な問題の可能性の方が高いですが)。
さてもし難解な問題が出題された時は、あわてない事です。貴方が難しいと感じた時は、他の人も難しいと感じています。貴方だけが難しい問題を解いているわけでありません。全員同じ問題を解答します。
難しい問題が出題された時は、「来年予定の難しい問題を今年出題してきたな。試験センターも考えているな」と冷静に分析してください。そして、確実に解答できる問題から先に解答してください。貴方が目指している目標は、60%の正解です。100%の正解でありません。20問中の15問を選択して解答です。15問(100%)の中で正解すれば良いのが9問(60%)以上です。と言う事は、6問(40%)を間違えても良いと言う事です。
15問の全問が難解な問題と言う事は、無いはずです。9問を確実に正解して保険として残りの6問の1つでも多くの正解を目指しましょう。
9問の正解を目指して落ち着いて頑張ってください。
では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。