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坂林和重の技術士試験コラム

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貴方の考え方が、技術士試験の合否を分けます。

2014.07.21

貴方の考え方で、合否が分かれる事があります。今日はそんなことを話してみたいと思います。

技術士試験は、合否判定する試験ですから合格する人と不合格の人がいます。JES技術士セミナーでも約60%の人が合格しますが、約40%の人が不合格になります。不合格の人を見るといくつか共通している事があります。

いくつか共通している事の一つに「不満を多く言う人は、不合格」というのがあります。不満とは、例えば「〇〇だからダメだ」、「〇〇は問題がある」、「〇〇はおかしい」「〇〇が悪い」等です。〇〇は、いろいろな言葉が入ります。〇〇の例としては、「仕事が忙しい」・「時間が無い」・「問題が難しすぎる」・「勉強を教えてくれる人」等です。自分以外に原因を求めている他責です。

確かに事実としては、不満の通りなのかもしれません。しかしながら、同じ条件でも多くの人が合格しているのも事実です。合格する人の多くは、自責で物事を考えます。なぜなら、他責で物事を考えても原因対策できないからです。原因対策できるのは、自分の行動だけです。仕事や時間や他人は、対策できません。どうしても対策したいのであれば、定年退職しかありません。

合否を判定する試験官も他責で物事を考える人を不合格にする傾向があります。何故ならば、技術士は、技術責任者です。責任者が、他責を考える人では、技術士に不適格者なのです。

例えば、貴方の上司で考えて下さい。貴方の上司が、貴方の1年かけて検討したプロジェクトを役員に説明して決済をもらう事を考えて下さい。その上司が、「役員が無能で決済が通らなかった。ごめんね」と貴方に説明したら、貴方は納得できますか? 貴方は、次のように言うはずです。貴方は、「それを納得させるのが責任者の仕事でしょう」と言うはずです。

同じことが貴方にも言えるのです。貴方は、技術責任者に成ろうとしています。貴方は、「自分が技術士(=技術責任者)にふさわしい人材なので技術士試験に合格させてください」と主張して受験します。それにもかかわらず、他責で物事を考える人は、技術責任者に不適格者なのです。

貴方に質問します。もし貴方が、十分勉強できずに8月3日(日)の試験日を迎えるとしたら、その原因はなんでしょうか? 貴方が原因ですか? それとも貴方以外が原因ですか? 自責ですか? 他責ですか? 貴方は、技術責任者にふさわしい人材ですか? それとも技術責任者に不適格な人材ですか?

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。