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予想問題や模範解答で勉強する人は、合格できるか?

2014.05.22

技術士試験の勉強で重要な事は、記憶する事でなく、知ることです。今日は、この違いについて書いてみます。

技術士試験の受験生の中には、予想問題や模範解答を欲しがる人がいます。ですが、予想問題や模範解答を欲しがる人は、試験に不合格です。何故ならば、予想問題で勉強しても完全に一致した同じ問題がでません。必ずどこか違います。模範解答を暗記しても合格できません。暗記力試験で無いからです。そのため、予想問題や模範解答で勉強する人は、今年も不合格です。ただし、予想問題や模範解答を自分で作ることは、良い勉強になります。何故なら、試験官の考え方が理解できるからです。

技術士試験以外で一般的な試験では、記憶する事が重要です。例えば、化学系の試験では、化学薬品の名前や化学的性質を暗記します。物理系の試験では、物理法則や計算式を暗記します。勉強本で暗記法の解説がされているのは、そのためです。年号などを暗記するときは、ゴロ合わせなどをしたと思います。

ですが技術士試験は、違います。何故ならば、暗記すべき模範解答が無いからです。例えば、一般的な試験では、YesとNoの正反対の解答であれば、どちらかが不合格です。ですが技術士試験は、同じ問題で正反対の解答でも合格できます。重要なのは、解答を出した過程が、試験官に納得できるかどうかです。よって、予想問題や模範解答で勉強する人は、今年も不合格です。ただし、上にも書いたように、自分で予想問題や模範解答を作るのは、良い勉強になります。今年合格できる人です。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。