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合格論文を作成する手順について。

2014.05.12

技術士試験の選択科目で解答を作成するときに手順があります。この手順を守らないで解答を作成して不合格になる人が多いので今日は、解答作成の手順について書いてみます。

【1】問題文の理解

まず始めに行うべき事は、問題文の理解です。問題文を理解せずに解答を書く人は、ほぼ100%不合格です。「問題文を理解せずに解答を書く人がいるのだろうか?」と思われるかもしれませんが、います。試験会場で試験開始と同時に解答を書き始める人が該当します。試験会場で必ず「カリカリ」と解答を書く音が聞こえてきますが、貴方は惑わされてはいけません。いきなり解答を書いている人は、不合格です。まずやるべき事は、問題文をよく読んで質問事項を理解することです。

【2】解答文構成の作成

次にやるべきは、解答文の文書構成です。この構成を考えない人は、空白ページができたり指定枚数に解答が収まらずはみ出したりします。さらに解答を書いている途中で「何を書こうか?」と悩んでしまう人解答時間の不足する人も構成を考えない人です。文書構成をしっかり考えると、1ページ20分間で最後の行までしっかりと書き切ることができます。

【3】解答文の記述

上記の【1】と【2】をしっかり考えた後は、一気に解答を記述します。この時に「あれもついでに記述しよう」と迷ってはいけません。致命的な事は、記述した方が良いですが、「どちらかと言えば記述した方が良いかな?」と思う内容は、記述しないでください。多くの場合、その場で思いついた記述は、文書構成を壊します。ページの過不足が発生して致命的になる場合があるので思いつきは、記述しないでください。

【4】誤記の訂正

解答を書き終われば、試験終了の10分前程度に誤記訂正をします。致命的な誤記は、一発不合格です。誤記が無いようにしっかりと最終確認をしてください。

【5】解答文の復元メモ作成

試験が終了した休憩中には、解答文の復元のために記述内容のメモを作成します。口頭試験では、筆記試験の解答を見ながら質問されますので何を書いたか解答文の復元をします。しっかりとした復元は、夜にでも行うとして復原材料のメモだけは、いま作成しておきます。

以上が、筆記試験の手順です。以上の手順ができればB評価以上は、確実です。B評価以上でA評価にするには、記述内容です。記述内容は、キーワード学習をしっかりやっていれば、かならずA評価になります。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。