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坂林和重の技術士試験コラム

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人間は、自分が苦労して成し得た業務を高く評価してしまう。

2014.05.06

受験生の多くが陥りやすい苦労した業務について書いてみます。

多くの人は、自分が苦労した業務を高く評価します。例えば、「この業務は、大変な苦労をして実施しました。ほぼ1か月間休日返上で対応しました。取引先にも何度も足を運び調整に調整を重ねました。この業務の間は、ほとんど定時で変える事もできませんでした。だからこの業務を720文字詳細業務にしました」という具合です。

確かに寝る間も惜しんで実施した業務は、思い入れがあると思います。私自身も経験があります。何日も会社に泊まり込んで実施した業務は、今でも記憶にあります。

しかし、貴方の苦労は、試験官にとって何の関係もありません。試験官にとって興味があるのは、貴方がどのような能力を発揮してどのような実績を残したのかです。むしろ苦労したのを強調すれば、「その程度の業務でそれほど苦労されたのであれば、大変でしたね。もう少し業務に慣れた人にお願いしたらいかがですか?」と言われてしまいます。貴方の能力を疑われてしまいます。

貴方が業務を振り返るときは、どのような苦労をしたかではなく、どのような検討をしたかを考えて下さい。やっとの思いで業務をこなしている人は、評価が低いです。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。