坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
「申込み案内」の記載は、全員が見るサンプルです。
「受験申込書及び業務経歴票」を試験センターが発行している「申込み案内」のサンプルを模範として清書している人がいたので一言話してみたいと思います。
まず言いたいのは、「申込み案内」のサンプルは、受験指導者が書いて無いと言う事です。にもかかわらず、サンプルが、あたかも参考書などに記載されている模範解答と思い込んでいる人は、不合格直行です。
「申込み案内」のサンプルは、貴方だけが見るのでありません。受験生全員が見ます。そのため、試験センターは、ある程度体裁を整えて掲載しています。ですが、単なるサンプルであり受験指導のため記載した模範的記載と雲泥の差です。
試験センターが記載する目的は、受験指導で無く記載漏れ防止や誤記防止です。そのため、サンプルは、記載漏れ防止や誤記防止のサンプルです。サンプルを見ての記載は、単にスタートラインに立つ程度に考えて下さい。ましてや「時間が無いから」とサンプルも見ず記載している人は、受験放棄と同じです。スタートラインにすら立って無い自分から不合格になる状態です。
もし貴方が合格したいと思うのであれば、全員が見ているサンプル程度の記載をするのでなく、受験指導を受けて記載することです。そうすれば、貴方の過去の良い業務実績をピックアップして「この部分を解り易く記載すると合格できますよ」と指導してもらえます。
受験指導を受けるのは、貴方が決めています。すなわち、試験の合否は、貴方が決めています。昨年残念な結果に終わった貴方は、自分で不合格を決めたのです。もし今年合格したいのであれば、受験指導を受けて最善を尽くしてください。出来る事をやらない貴方は、不合格直行です。
では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。