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坂林和重の技術士試験コラム

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技術士試験は、高級技術者採用試験です。

2014.03.25

技術士試験は、高級技術者採用試験と考えると試験の仕組みを理解しやすくなります。今日は、技術士試験の考え方について書いてみます。

技術士試験は、従業員2万人以上の1部上場企業の高級技術者採用試験と考えれば、試験の仕組みを理解しやすいと思います。ここで、管理職採用試験では無いことに注意してください。受験生の多くが、「地位・職名」で部長や課長と記載しています。「私は、部長ができます」や「課長ができます」と主張したいのかも知れませんが、その記載では、ダメです。貴方が受験するのは、高級技術者採用試験です。管理職採用試験でありません。記載しても無意味です。

「受験申込書及び業務経歴票」は、就職したい会社に事前提出する履歴書に該当します。受験申込書には、「受験部門・選択科目・専門事項」で自分の得意分野を記載します。すなわち、この得意分野で自分を採用してくれれば、御社に利益をもたらしますとアピールします。そして、その証拠として業務経歴票で、過去の業務実績や720文字を記載してその証明を行います。

筆記試験は、入社試験です。試験問題の解答で自分の能力の高さを示します。例えば、専門知識の深さや広さを示します。応用能力で実務家としての能力を示します。課題解決能力で指導者としての資質を示します。

面接試験では、履歴書としての「受験申込書及び業務経歴票」と筆記試験の成績を確認してもらい面談します。面接官は、貴方の高級技術者としての能力を確認します。その中で指導者としてふさわしい人材であるかも確認されます。特異な考えの人や、部下の指導育成ができないと判断されると、厳しい評価になります。

全ての試験では、確認される項目の全てが、合格点以上を必要とします。例えば、専門知識がいくら豊富でも倫理的に問題のある人は、不合格です。かえって専門知識が豊富な分だけ倫理に問題のある人を採用すると危険人物になります。他の能力も同様に、合格点に届かない人は、不合格です。将来問題を起こす人になるからです。

以上の試験が無事に終了するとめでたく高級技術者として採用されます。すなわち技術士試験の合格です。技術士試験を理解できたでしょうか?

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。