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「受験申込書及び業務経歴票」で質問を誘導する記述。

2014.03.14

貴方は、現在「受験申込書及び業務経歴票」を作成しているはずです。自分の立場や経験年数に合わせた内容に記述しているでしょうか? 今日は、立場や経験年数で記述内容を変える必要があることを説明したいと思います。

まず必須条件は、平成25年度の1年間は、「技術指導者としての貴方」を記述する必要があります。そして、社会人としての入社1年目は、1年生らしい内容を記述する必要があります。これが、まず違和感の無い業務経歴票になります。もちろん違和感のある業務経歴票でも事実であれば構いませんが、口頭試験で質問を受けるので説明できるようにする必要があります。

貴方がもし20年以上のベテランであるならば、今から10年前までさかのぼって、技術士としての業務ができている内容で記述するのがお勧めです。記述する業務内容は、技術士にふさわしい内容で、なおかつ、専門事項にふさわしい内容であることが求められます。

次に受験条件4年で受験する人は、難しいです。少なくとも今は、技術指導者であると認めてもらう必要があります。そのために、平成25年の1年間は、「技術指導者としての貴方」を記述する必要があります。この時に経験年齢と業務内容のバランスが重要です。さらに「地位・職名」も重要です。「地位・職名」を適切に記載する事で、試験官の信頼を得る事もできます。

ここまでできたら、次は、質問される項目の仕掛けです。この質問される仕掛けは、業務経歴で最低限2カ所入れてください。できれば、3カ所~4カ所入れておくと安心です。この質問される仕掛けは、当然ですが、口頭試験までに模範解答の準備できる項目です。技術的課題・提案・成果などが、定量的に説明できる項目がお勧めです。そしてその仕掛けが、質問されるように誘導する記述とします。

試験官の得性も考慮する必要があります。現役技術士・大学教員・文科省職員など興味を持つポイントが違います。それぞれに合わせて仕掛けを作ります。

以上ができたら、次が720文字の詳細業務です。720文字には、独特の注意点があります。720文字の記述に成功すると、720文字と業務経歴の都合の良い方に質問を誘導できます。貴方の予定通りの口頭試験にすることができます。もし720文字の記述に失敗すると、720文字に質問が集中します。そして残念な結果になります。この辺の説明は、重要なので後日これだけをテーマにコラムを書く予定です。楽しみにしていてください。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。