坂林和重の技術士試験コラム
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貴方は、君主論を知っているだろうか?
貴方は、マキャヴェリの君主論と言うのを知っているだろうか? マキャヴェリは、約500年前のイタリアの外交官です。彼は、君主とは、どうあるべきかを「君主論」という著書で書き残しました。その中に、「君主は、決断して失敗するのと決断しないで失敗するのでは、どちらが良いだろうか?」と問いかけています。マキアヴェリの言う君主とは、グループのリーダーです。例えば、国の首相や大統領であったり、会社の社長でも良いです。あるいは、何かのプロジェクトリーダーでも良いです。
貴方が君主だったとして、決断して失敗するのと決断しないで失敗するのでは、どちらが良いと考えますか?
マキアヴェリの答えは、「失敗しても決断する」です。
何故ならば、決断せずに失敗すると、失うものが大きいと説明しています。
決断しない人は、決断して失敗すると失うものがあると考えています。ですが、決断せずに失うものもあるのです。例えば、運命の女神は、前髪しかありません。決断せずに何もしない人は、幸運の女神を捕まえる事ができません。前髪を掴もうとしない人には、永遠に幸運の女神を捕まえる事が出来ないのです。マキアヴェリの時代は、戦争の時代です。決断せずに滅亡した国が多数ありました。
さて貴方は、技術士試験の合格という幸運の女神を捕まえようとしているでしょうか? 少しでも合格に良いと言われている事は、積極的にやっているでしょうか? 1%の可能性でも100回やれば、1%×100回=100%です。
良い結果を出す人は、行動する人です。 ただ待つだけの人に幸運の女神は、微笑みません。永遠に不合格なのです。
貴方は、どちらですか?
では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。