坂林和重の技術士試験コラム
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独学者が今やるべきことは、何か?
きょうは、独学の人が今やるべき勉強について書いてみます。
独学で勉強して技術士試験を受験する人は、指導を受ける人に比べて勉強を先行する必要があります。何故かと言うと、指導を受ける人に比べて独学は、勉強の効率が悪いからです。指導を受ける人は、勉強方法が違っている場合、指導者による修正が入ります。そのため、指導を受けている人は、効率が良く無駄が無いのです。
さて、JESでは、2月から業務の棚卸を始めます。棚卸は、合格できる業務経歴票を作成するためです。これに対して独学の人は、1~2か月間先行して業務の棚卸をする必要があります。棚卸をしながらやり方がまずい場合に自分で気づいて訂正する期間として1~2か月間の余裕を見ます。
この1~2か月を逆算すると冬休みに業務棚卸を行うことになります。【独学者は、冬休みに業務棚卸】を行ってください。この業務棚卸を行って「受験申込書及び業務経歴票」を作成します。この「受験申込書及び業務経歴票」の作成は、合否に大きく影響します。なぜなら、不適切記述の人は、筆記試験に合格しても口頭試験で不合格となるからです。
不適切内容としては、720文字の業務詳細説明や業務経歴に課題解決能力・応用能力・専門知識・論理的思考力が表現されて無い事です。ただし、「課題解決能力を発揮して業務を行った」等と直接記述しないでください。直接記述するしか方法の無い人は、能力の無い事を自分で証明していることになります。
なお指導を受けて勉強する人は、業務棚卸を2月から始めます。2月からで十分間に合います。指導を受ける人が今やるべきは、キーワード学習です。
では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。