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課題・問題点・将来動向の記述には、コツが必要です。

2013.12.05

キーワード学習で、気になる事があったので書いてみます。

キーワード学習で「原理原則基礎技術」は、まじめに勉強する人であれば、勉強時間に比例して記述することができます。極端な言い方をすれば、学者であれば書ける内容です。なので技術士として必要な能力ですが、特徴的でありません。

これに比べて「問題点」は、実務が必要です。実務で困っている経験が必要なので学者では、記述できません。しかし、比較的経験の浅い実務家でも記述できます。なぜなら自分が困っている事を記述すればよいからです。

しかし「課題」は、ベテランで無ければ記述できません。何故ならば「課題」とは、困って無いが「今やるべき事」だからです。問題点は困っている事なので意識しなくても気づくことができるのに対して、課題は困って無いので意識を高くしなければ気づか無いからです。「いま困って無いけれども今後やるべきことは何だろうか?」と常に意識している人が記述できるのが、「課題」です。「課題」は、意識の高いベテランが記述できるのです。そしてこの「課題」の実現を阻むものが「問題点」です。

「将来動向」は、さらに記述困難です。何故ならば、自分の業界全体がどの方向に向かっているかを知っている必要があります。そして自分としてどのように考えるかを検討する必要があります。よって「将来動向」が、一番高度な能力を必要とします。まさに技術士に求められる能力です。

以上から、「原理原則基礎技術」は、まじめに勉強すれば記述できます。しかし、「課題」「問題点」「将来動向」は、記述するのにコツが必要です。勉強しただけでは、記述できません。コツを知りたい人は、12月15日(日)無料セミナー(←ここをクリック)に参加して質問するのも良いかもしれません。なお2014年度のJES技術士有料セミナーに参加中の人は、キーワードファイルを送って下さい。確認して解説説明します。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。