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坂林和重の技術士試験コラム

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技術士試験の合格は、単なる通過点です。

2013.06.19

技術士試験の合格が目標の人に、お伝えしたいと思います。合格だけを目標にすると勉強が苦痛となり勉強効率が悪いと言う話です。

まず技術士資格を取得して収入を増やそうと考えている人がいますが、資格そのモノは、収入を増やしたり利益を生み出したりしません。人によっては「技術士資格取得=収入増加」と考える人がいますが、考え違いです。資格は、お札を印刷する機械でありません。

もし技術士資格が利益を生むのであれば、国は、「国民全員(1億人)を技術士に認定する」と宣言するでしょう。そのようにならないのは、資格が利益を生むのでなく技術士の能力が利益を生むからです。(もう少し正確に言えば、「能力を活用して公益に資する事」で利益を生みます)

だとすれば、貴方は、合格を目標にせず能力取得を目標にしてもらいたいと思います。

例えば、解りやすい論文を記述できる、専門知識を身に付ける、論文を早く記述できるなど技術士試験を勉強している途中で身に付く能力が多数あります。そしてその能力向上が良い仕事を実現する力になります。

もしこれが技術士試験の合格だけを目標にしていれば合格するまで何も得るものがありません。そして複数年技術士試験の合格を目指して、運悪く合格できずに受験を断念した場合を考えてください。合格だけを目標にしたのでは、それまでの長い受験の努力は、無駄となってしまいます。結果の出せない努力は、悲しい努力です。

そうでなくて技術士試験の合格は、単なる通過点にしましょう。合格までに身に付けられる能力が努力の成果であり結果です。そして合格後に活躍することで収入が増えるのは、合格のご褒美です。

すなわち貴方は、合格を単なる通過点にして合格後に活躍するための能力向上を実感しながら勉強してください。そうすれば、勉強するたびに達成感を得る事ができます。合格まで勉強のモチベーションを維持できます。

では、「最短合格」を目指して頑張りましょう。