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坂林和重の技術士試験コラム

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業務経歴票で重要なのは、貴方の考えです。

2013.04.06

みなさんご自分が普通に出来ている事は、特に意識して無いようです。業務経歴票を皆さん書いているときに自分が普通に出来ている事は、普通の事として意識して無いために、記載漏れが頻発しています。業務経歴票の過去に実施した業務を書き並べる項目では、大きな問題になりませんが、720文字で記載する部分で問題になります。記載漏れが、合否に影響するのです。

受験生が記載した内容を確認するのに「これは、貴方だからできた事ですか?それとも誰でも出来る事ですか?」や「どのような工夫をされたのですか?」「技術士らしい部分をもう少し記述できますか?」などと質問します。

この質問で的確な解答を返す人が、半数以下なのです。そして何回も業務内容について質問していると受験生から出てくる言葉が、「えっ!それって書いた方が良いのですか?」となるのです。書くべき事があるのに本人が気づいて無いので書いて無いのです。つくづく人間は、自分自身の優れた能力に気づけないものだと感じてしまいます。

このコラムを読んでいる人は、技術士らしい業務を正しく理解して適切な業務経歴票を記載してください。金額の大きな業務・苦労した業務・大きなプロジェクトが技術士らしい業務だと誤解しないで下さい。技術士試験で確認されるのは、そのような事でありません。貴方が何を考えて業務を行ったかなのです。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。