坂林和重の技術士試験コラム
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技術士試験対策の王道とは何か?
貴方は、技術士試験の受験対策の王道は、なんだと思いますか?人によっては、大きな声で言えないような小手先テクニックをイメージする人もいるかもしれません。しかしそのように考える人がいれば、その考えは間違いです。
受験対策の王道は、「技術士にふさわしい人材」になることです。「技術士と同じ言動のできる人材」になることです。
よく試験前に「受験対策のテクニックを教えて下さい」や試験の終了後に「予想が外れて不合格になった」などの話を聞きます。しかしこの話は、受験対策の王道から外れた話になります。王道である「技術士にふさわしい人材」であれば、たとえ初めて見る問題でも必ず試験に合格します。なぜなら、試験問題とは、どのような人材かを確認するために行うものだからです。テクニックを競うのが試験の目的でありません。
では、技術士にふさわしい人材とは、どのような人でしょうか?それは、「技術士=技術責任者」です。技術士試験は、貴方が、技術責任者として会社の中で周りにいる技術者の手本となる言動をしているかどうかを問いかけていると考えてください。
そして百歩譲って受験テクニックがあるとしたら、それは、貴方の能力を正確に試験官に伝えるテクニックです。無いものをあるように見せるテクニックなど存在しません。受験対策は、手品やマジックショーではないのです。
さらに、大多数の人は、持っている能力を正確に試験官に伝えて無いことによって残念な結果になっている事も理解してください。貴方の能力を正しく試験官に伝えることで半分合格したようなものなのです。
JESでは、ハーバード大学の白熱授業のように講師と受講生の間でディスカッションを行っています。その目的は、現役技術士から技術士らしい考え方を理解してもらうためです。
貴方も技術士試験を通して、「技術士=技術責任者」となって、社会で活躍して戴ければと思います。
貴方であれば、出来ます。必ずできます。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。