坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
技術士(=責任者リーダー)にふさわしい言動を。
2013.01.07
きょうは、技術士試験を受験するための心構えとして理解してほしいことを書いてみます。
それは技術士試験は、「あなたは技術の責任者(リーダー)にふさわしい人ですか?」と言う意味で試験するという事です。これを「専門知識の豊富な人の確認」と思って受験すると合格までに10数年かかります。あるいは、永遠に合格できません。
すなわち技術士を受験する人は、「あなたの考えを述べなさい」等の論文で考えている事を問われます。さらに口頭試験で倫理の質問などを通して人物確認されます。この時に「技術責任者にふさわしくない」と判断されると永遠に合格できません。たとえ専門知識が天才的に豊富だとしても不合格になります。
技術士以外の一般的な資格試験であれば、このような事はありません。一般的な資格試験は、専門知識がある一定水準以上に有れば、合格します。しかし、技術責任者(=技術士)は、知識豊富でも問題のある人ではダメなのです。
技術士試験を受験する人は、日常において「自分が責任者であったらどのようにすべきか?」を意識して勉強してください。あなたは、他の人から目標にされる技術者(=責任者)を目指してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。