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技術士試験は、なぜ指導してもらうと合格できるか。

2012.12.15

きょうは、技術士試験が、一般の資格試験と違ってなぜ指導を受ける必要があるかを説明してみます。

まず一般の資格試験では、問題に対して模範解答があります。例えば次のような問題です。

問A:日本の首都はどこですか? 答:東京都です。

このように必ず答えのある問題が出題される一般の資格試験は、予想問題集などを手に入れて、問題と答えをセットで暗記します。あるいは、計算問題の場合は、問題と計算方法をセットで暗記します。

これに対して技術士試験は、問題に対して模範解答がありません。例えば次のような問題です。

問B:人間の幸せはなんですか? 答:人によって答えが違います。

このように技術士試験は、人によって答えの違う問題が出題されます。そのために、技術士試験は、問題と答えをセットで暗記するという勉強方法ができません。そこで自分の書きたい答をどのように表現するか指導を受ける必要があります。

例えば、問Bの答えとして、「長寿です」と書きたいとします。単純に、「長寿です」と解答したときは、試験官から「どのような不幸な状態でも良いですか?」と指摘されて良い評価を得られません。このときに、指導者に長寿と書くときの方法を教えてもらいます。例えば、「健康でお金に困らない長寿です」と書くのが良いと教わります。

また別の人は、「やりがいのある仕事のあるのが幸せ」と書きたいとします。このときに、指導者にどのように書くのが良いか教えてもらいます。例えば、「社会に貢献できるやりがいのある仕事のあるのが幸せ」と教わります。

このように、問Bのような問題の場合は、採点官に評価してもらえる解答をどのように書くかを指導者に教えてもらうのです。

すなわち、自分の書きたい答をどのように表現すれば、合格点になるかを指導者に教えてもらうのです。

技術士試験がなぜ指導してもらうと合格できるか理解してもらえたでしょうか?

では、一発合格を目指して頑張りましょう。